前途多難(読み)ゼントタナン

デジタル大辞泉 「前途多難」の意味・読み・例文・類語

ぜんと‐たなん【前途多難】

[名・形動]目的達成まで障害の多いこと。将来多くの困難が予想されること。また、そのさま。「前途多難様相を呈する」
[類語]お先真っ暗前途遼遠八方塞がり絶体絶命剣が峰九死危機一髪袋の鼠抜き差しならないのっぴきならないにっちもさっちも進退維谷これきわまる動きが取れない行き詰まる切羽詰まる挫折頓挫蹉跌立ち往生壁に突き当たる暗礁に乗り上げるけちがつく行き悩む

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「前途多難」の解説

前途多難

行く先や将来に、多くの困難や災難があること。

[活用] ―な・―だ。

[使用例] 私はしかし御両氏の関係は、かなり前途多難だと考えている[坂口安吾*安吾巷談|1950]

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