立往生(読み)タチオウジョウ

デジタル大辞泉 「立往生」の意味・読み・例文・類語

たち‐おうじょう〔‐ワウジヤウ〕【立(ち)往生】

[名](スル)
立ったままの姿勢で死ぬこと。立ち死に。「弁慶立ち往生
その場に止まったり途中で行き詰まったりしたまま、処置のしようもなく、動きのとれないこと。「吹雪汽車立ち往生する」「壇上立ち往生する」
[類語]挫折頓挫蹉跌行き詰まる壁に突き当たる暗礁に乗り上げるけちがつく行き悩むお先真っ暗前途多難前途遼遠八方塞がり絶体絶命剣が峰九死危機一髪袋の鼠抜き差しならないのっぴきならないにっちもさっちも進退維谷これきわまる動きが取れない行き詰まる切羽詰まる難しい望み薄無理困難不可能駄目出来ない相談絶望的手詰まり膠着こうちゃく

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android