剣が峰(読み)ケンガミネ

デジタル大辞泉 「剣が峰」の意味・読み・例文・類語

けん‐が‐みね【剣が峰】

火山噴火口周縁。特に、富士山頂についていう。
相撲で、土俵円周を作る俵の上面。「剣が峰で残す」
それ以上少しの余裕もない、ぎりぎりの状態物事成否の決まる瀬戸際。「剣が峰に立たされる」
[類語]絶体絶命九死危機一髪八方塞がり袋の鼠抜き差しならないのっぴきならないにっちもさっちも進退維谷これきわまる動きが取れないお先真っ暗前途多難前途遼遠行き詰まる切羽詰まる挫折頓挫蹉跌立ち往生壁に突き当たる暗礁に乗り上げるけちがつく行き悩む

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android