行悩む(読み)ユキナヤム

デジタル大辞泉 「行悩む」の意味・読み・例文・類語

ゆき‐なや・む【行(き)悩む】

[動マ五(四)]
うまく進めなくて苦労する。「吹雪で―・む」
物事が思うように進まないで苦しむ。「交渉が―・む」
[類語]挫折頓挫蹉跌立ち往生行き詰まる壁に突き当たる暗礁に乗り上げるけちがつくお先真っ暗前途多難前途遼遠八方塞がり絶体絶命剣が峰九死危機一髪袋の鼠抜き差しならないのっぴきならないにっちもさっちも進退維谷これきわまる動きが取れない切羽詰まるやりにくいしにくい言いにくい難しい小難しいしち難しい一筋縄では行かないなかなかでもない苦手気が進まないふてぶてしい困難至難度し難い手ごわいてこずる難問難題難関きつい停頓言いよどむ壁にぶつかるらちもない膠着こうちゃくもたつく手間取るいたちごっこ停滞もたもた紆余うよ曲折難渋曲折しち面倒しち面倒臭い煩雑ややこしいもがく面倒やっかい苦慮悪戦苦闘難行苦行難航試行錯誤あがく苦戦難物荊棘けいきょくあぐねるデッドロック窮する阻害不自由ままならぬ不如意一筋縄では行かない立ちはだかる足踏み多事多難ぐずつくもつれる手が込む手詰まりとどこおるとちる四苦八苦暗中模索逆風水をさす

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精選版 日本国語大辞典 「行悩む」の意味・読み・例文・類語

ゆき‐なや・む【行悩】

  1. 〘 自動詞 マ行五(四) 〙
  2. 進むことに困難を感ずる。障害があって進めなくなる。進みかねる。いきなやむ。
    1. [初出の実例]「こほりとぢ石間の水はゆきなやみ空すむ月の影ぞながるる」(出典:源氏物語(1001‐14頃)朝顔)
  3. 物事が思うように進まない状態である。はかどらなくなる。いきなやむ。
    1. [初出の実例]「それもお作一人で無し、ほかに二人も死んでゐるんですからね。田町の子分共もこれには些(ちっ)と行(ユ)き悩(ナヤ)んでゐるやうでしたよ」(出典半七捕物帳(1923)〈岡本綺堂鬼娘)

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