デジタル大辞泉
「絶体絶命」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
ぜったい‐ぜつめい【絶体絶命】
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 「絶体」「絶命」はともに九星占いでいう凶星の名。転じて、どうしてものがれようのないせっぱ詰まった場合、立場にあること。進退きわまること。また、そのさま。絶体。
- [初出の実例]「子も絶体絶命(ゼッタイゼツメイ)、爰(ここ)なりと息づむひゃうしに」(出典:咄本・軽口露がはなし(1691)一)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 
絶体絶命
のがれようのないせっぱ詰まった立場に追い込まれ、進退きわまった状態。
[使用例] 愛はもっとも真面目なる遊戯である。遊戯なるがゆえに絶体絶命の時には必ず姿を隠す[夏目漱石*野分|1907]
[使用例] わたしはこのうすい白紙をとって狼の爪牙とたたかはなくてはならない。絶体絶命である[石川淳*焼跡のイエス|1946]
[解説] 「絶体」「絶命」はともに九星占いでいう凶星の名。運がきわまり破滅する星回りをいいます。「絶体」を「絶対」と書くのは誤り。
出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報
Sponserd by 
出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報
Sponserd by 