ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コシャクシギ」の意味・わかりやすい解説
コシャクシギ
Numenius minutus; little curlew
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
鳥綱チドリ目シギ科の鳥。中部シベリアで繁殖し、冬は南へ移動、南半球にまで渡るものもある。日本には旅鳥として渡来するが、その数は多くない。九州や対馬(つしま)では、比較的記録が多い。全長約31センチメートル、翼長約18.5センチメートル、褐色の体に黒褐色の縦斑(じゅうはん)がある。嘴(くちばし)は下に曲がっており、海岸に近い農耕地や草地にいて昆虫などをあさる。日本では、1羽か2羽でいるときの記録が多いが、鹿児島県で20羽以上の群れが観察されたことがある。飛びながらクイーックイクイクイと鳴く。
[高野伸二]
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...