フィリピン,マニラ湾口に位置するおたまじゃくし形の小火山島。全長8km,最大幅5km,面積5km2。行政的にはカビテ市に入るが,全島岩がちで定住者は少ない(1960年に65人)。スペイン統治下の18世紀ごろから砲3門を配した要塞が築かれ,マニラに入ってくる外国船から税を徴集した。コレヒドールとはスペイン語で〈奉行〉〈代官〉を意味する。アメリカ時代には軍事基地となり,太平洋戦争開始直後の日本軍進攻に対して米比連合軍はここで最後まで抵抗を続け,最激戦地となった。現在は外人向け観光地の一つで,灌木の生い茂る山頂部に残された砲台,4階建ての長い兵舎,地下壕などの無残な姿が戦時をしのばせる。
執筆者:梅原 弘光
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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