サゾノフ(その他表記)Sazonov, Sergei Dmitrievich

精選版 日本国語大辞典 「サゾノフ」の意味・読み・例文・類語

サゾノフ

  1. ( Sjergjej Dmitrijevič Sazonov セルゲイ=ドミトリエビチ━ ) ロシアの政治家。一九〇九年、イズボルスキー外相の補佐役、翌年には外相となり対独関係の調整にあたり、日露協約を締結。革命後は、パリで本国の反革命政権を代表。(一八六一‐一九二七)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サゾノフ」の意味・わかりやすい解説

サゾノフ
Sazonov, Sergei Dmitrievich

[生]1860.8.10. ロシア,リャザン
[没]1927.12.25. フランス,ニース
ロシア帝政末期の政治家,外交官。 1883年から外交官となり,ロンドン,ワシントン D.C.などに勤務。 1910~16年外相に就任。イギリス,フランスと結び,バルカン半島における現状維持をはかるとともに,日本に接近した。 14年のオーストリアとセルビアの紛争に際し,当初妥協をはかったが,オーストリア,ドイツの態度が強固なため,ロシア軍の動員を要求,第1次世界大戦の勃発を早めた。 16年ポーランド問題で皇帝ニコライ2世と対立,罷免された。二月革命直前駐ロンドン大使となったが,革命後はパリにあって A.I.デニーキンおよび A.V.コルチャク政権の立場を代弁した。『回想録』 Vospominaniya (1927) は当時の外交関係を知るうえに貴重な資料。

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