コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

日露協約 にちろきょうやく Russo-Japanese Agreement

6件 の用語解説(日露協約の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

日露協約
にちろきょうやく
Russo-Japanese Agreement

日露戦争後の 1907年から第1次世界大戦中にかけて4回にわたって結ばれた極東における日本とロシア間の利益範囲を定めた協約。日英同盟と並んで,第1次世界大戦前および大戦中における日本外交の根幹となった。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

にちろ‐きょうやく〔‐ケフヤク〕【日露協約】

明治40年(1907)から大正5年(1916)にかけて、4回にわたって日本とロシアとの間で結ばれた協約。米英の中国進出に対応する目的で、中国における両国の利権の擁護、勢力範囲を設定した。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

日露協約【にちろきょうやく】

日露戦争後の4次にわたる協約。(1)第1次。1907年7月調印。満州での相互の特殊利益と,日本の朝鮮,ロシアの外蒙古に対する特殊利益を相互に承認。(2)第2次。
→関連項目小村寿太郎林董

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

にちろきょうやく【日露協約】

1907年から17年までの4回にわたる,日本とロシアとの間の東アジアをめぐる勢力範囲分割の条約。(1)1907年7月30日,駐露大使本野一郎とロシア外相A.P.イズボリスキーとの間で調印。日露戦争後の満州(中国東北地方)独占化を図る日本と市場の開放を要求し資本投資を活発化させたアメリカとの対立が表面化するのに反比例して,日露の協調が進み,この協定が生まれた。公表条項では,東アジアにおける現状維持,清国の領土保全機会均等を声明したが,秘密条項で満州における勢力範囲を分割し,また日本の朝鮮支配とロシアの外蒙古支配を相互に認め合った。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

にちろきょうやく【日露協約】

日露戦争後、日本とロシアの間で結ばれた協約。1907年(明治40)以後四次にわたり締結。満州・蒙古・朝鮮に関する日露両国の勢力範囲を承認したもの。17年ロシア革命により破棄。日露協商。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

日露協約
にちろきょうやく

日本とロシアが英米の東アジア進出に対抗する目的で、1907年(明治40)から16年(大正5)まで4回にわたり締結した協約。日露戦後からワシントン体制成立までの日本外交の基本路線を日英同盟とともに規定した。07年7月30日調印の第1回協約は、秘密条項で南北満州(中国東北)を相互に勢力範囲とすることを約すとともに、韓国と外蒙古(そともうこ)に日露がそれぞれ特殊利益を有することを承認しあった。10年7月4日調印の第2回協約は、満州の現状維持と特殊権益防衛に相互援助することとし、12年7月8日調印の第3回協約で内蒙古の勢力範囲を画定した。16年7月3日調印の第4回協約は、適用範囲を従来の満蒙から全中国に拡大し、日露両国に敵意をもつ第三国の対華支配を防ぎ、戦争の際の援助と単独不講和を約した秘密同盟条約を中核とするが、ロシア革命により消滅した。17年革命政府が、第三国とは英米両国をさすという注釈付きで第4回協約を公表したため、世界は大きな衝撃を受けた。[藤村道生]
『鹿島守之助著『帝国外交政策の基本政策』(『日本外交政策の史的考察』所収・1938・鹿島研究所) ▽田中直吉著『日露協商論』(神川先生還暦記念編集委員会編『近代日本外交史の研究』所収・1956・有斐閣)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日露協約の関連キーワード善隣国宝記満済准后日記粟田コンチネンタル手に渡る人手に渡る低温流通希望入団枠本田定寿

今日のキーワード

平野美宇

卓球選手。2000年4月14日、静岡県生まれ、山梨県育ち。3歳で卓球を開始。07年に小学1年生で全日本選手権大会バンビの部優勝、09年に小学2年生で同大会ジュニアの部初出場を果たし、注目を集めた。13...

続きを読む

コトバンク for iPhone