サンフランシスコ平和条約

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サンフランシスコ平和条約

第2次大戦での日本と連合国の戦争状態を終結させた条約。1951年9月に米サンフランシスコで調印、52年4月に発効した。日本代表は首相吉田茂。連合国軍の占領下に置かれていた日本は主権を回復した。沖縄は72年まで米施政権下に置かれた。条約の在り方を巡り、中国とソ連を含む「全面講和」か、中ソ抜きの「単独講和」かで激しい論争が起き、政府は単独講和を選択。西側陣営の一員に加わる戦後日本の道筋を決定づけた。(北京共同)

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