サーイブ(その他表記)Sā'ib, Mīrzā Muḥammad `Alī

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サーイブ」の意味・わかりやすい解説

サーイブ
Sā'ib, Mīrzā Muḥammad `Alī

[生]1601. タブリーズ
[没]1677. イスファハン
ペルシア詩人。 17世紀ペルシア詩衰退時代の最大の詩人と評される。 1626年頃インドに行きムガル朝に数年仕え,のち帰国してサファビー朝アッバース2世の桂冠詩人になった。インド・スタイルの作詩で知られる。作品『サーイブ詩集』 Dīwān-e Sā'ibのなかで,頌詩叙事詩はさほどすぐれていないが,抒情詩は高く評価され,この分野においてはハーフィズ以降最もすぐれた詩人として名声が高い。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「サーイブ」の意味・わかりやすい解説

サーイブ
さーいぶ
Mīrzā Muammad Alīā'ib
(1601―1677)

ペルシアの詩人。タブリーズに生まれる。イスファハーン教育を受けた17世紀最大の詩人。25歳ごろインドに渡り、6年間ムガル朝に宮廷詩人として仕え、帰国後はサファビー朝の桂冠(けいかん)詩人として名声をうたわれた。インド・スタイルの詩人として知られ、とくに叙情詩に秀でる。30万句にも達するといわれるほど多作で、『サーイブ詩集』は頌詩(しょうし)、叙情詩など各分野の詩を収める。

[黒柳恒男]

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