取引所で行われる競争売買の一つ。接続売買、接続商い、継続売買ともいう。証券取引所では、寄付きと大引けには、特殊な売買方法(かつての指定銘柄は撃柝(げきたく)売買、一般銘柄は板寄せ)がとられるが、その間の立会時間中には、すべての銘柄について、相手をみつけ、売り方の最低値段と買い方の最高値段とが合致したとき、その値段で数量が一致する注文を付き合わせて、そのつど個々に商いを成立させるといった売買方法がとられる。これをザラ場(ザラ場の商い)といい、その出来値をもいう。複数の異なる約定値段が次々に生まれ、変動する市況に応じて多くの銘柄の取引が効率的に行われる。一定銘柄に多数の売買注文が集まって混乱した場合には、板寄せの方法がとられる。また、商品取引所においては、節(せつ)と節との間に継続して行われる取引をザラ場という。
[桶田 篤・前田拓生]
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...