スリガオ(読み)すりがお(英語表記)Surigao

日本大百科全書(ニッポニカ) 「スリガオ」の意味・わかりやすい解説

スリガオ
すりがお
Surigao

フィリピン南部、ミンダナオ島北端の都市。スリガオ・デル・ノルテ州の州都人口11万8534(2000)。この地方の行政流通の中心地であるが、とくに鉱業関係資材の業者が多い。近くのノノックにはフィリピン第一のニッケル鉱山があるほかコバルト、金、クロムなどを産する。ラテライト鉱床もある。フィリピンを縦貫するマハルリカ幹線道路のミンダナオ部分の起点となっている。住民はセブアノ語を話す。

高橋 彰]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スリガオ」の意味・わかりやすい解説

スリガオ
Surigao

フィリピン,ミンダナオ島北東端,カンスラン川の河口付近にある町。スリガオデルノルテ州の州都。州の商業中心地で,特に木材集散製材が盛ん。ミンダナオ島最古のスペイン植民地の一つで,2つのカレッジとスリガオ工科大学がある。人口 10万 (1990推計) 。

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