せせらぎ(読み)セセラギ

デジタル大辞泉 「せせらぎ」の意味・読み・例文・類語

せせらぎ

《古くは「せせらき」「せぜらき」とも》浅瀬などの水の流れる音。また、その流れ。「谷川せせらぎ
[類語]小川細流河川大河大江江河大川おおかわ大川たいせん山川谷川渓流流れ川面水面どぶ川氷河川面かわづら

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精選版 日本国語大辞典 「せせらぎ」の意味・読み・例文・類語

せせらぎ

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「せせらき」か。「せぜらき」とも。動詞せせらぐ」の連用形名詞化 ) 浅瀬などに水が流れる音。また、音をたてて流れる小さな、あるいは浅い水の流れ。浅瀬。小川。せせなぎ。せらぎ
    1. [初出の実例]「窓ならぬ谷のせせらきふみ見つる折もうれしなともす蛍は」(出典:林葉集(1178)夏)
    2. 「小鮎(こあい)さ走るせせらきに、かだみて魚はよもためじ」(出典謡曲鵜飼(1430頃))

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