そぼ濡れる(読み)ソボヌレル

デジタル大辞泉 「そぼ濡れる」の意味・読み・例文・類語

そぼ‐ぬ・れる【そぼ×濡れる】

[動ラ下一][文]そぼぬ・る[ラ下二]ずぶぬれになる。
「雨に―・れて来たつらさも全く忘れて居た」〈花袋田舎教師
[類語]濡れる湿る潤う湿す濡らす潤す濡れそぼつ湿気る潤む浸潤じめつくじとつくそぼつしょぼたれるしょぼ濡れる潮たれる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「そぼ濡れる」の意味・読み・例文・類語

そぼ‐ぬ・れる【そぼ濡】

  1. 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]そぼぬ・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 じめじめとぬれる。びしょびしょになる。ずぶぬれになる。ぬれそぼつ。
    1. [初出の実例]「五月雨にくまのむかはきそほぬれてあけゆくいてや宿り成覧〈藤原為忠〉」(出典:木工権頭為忠百首(1136頃)雑)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む