濡らす(読み)ヌラス

デジタル大辞泉の解説

ぬら・す【×濡らす】

[動サ五(四)]
ぬれた状態にする。「涙でほおを―・す」
やっと暮らしを立てる。
「僅に尋中の教師に口は―・しても」〈魯庵社会百面相
色めかしいそぶりをする。
「威勢でおどし、文で―・し、色かへ品かへ口説きしを」〈浄・女楠〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ぬらす【濡らす】

( 動五[四] )
水でぬれるようにする。 「水で-・したタオル」 「涙に袖を-・す」 「涙で枕を-・す」
(「口をぬらす」の形で)やっと暮らしを立てる。 「曲りなりにも親子三人の口を-・して/大つごもり 一葉
色めいた言動をする。色めいた言動をしてたらしこむ。 「大臣を-・して大分かねを取/浮世草子・新吉原常々草」 〔「濡れる」に対する他動詞〕

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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