湿気る(読み)シケル

デジタル大辞泉 「湿気る」の意味・読み・例文・類語

しけ・る【湿気る】

[動ラ五]下一段動詞「しけ(湿気)る」の五段化。「海苔のりを―・らない所にしまう」
[類語]濡れる湿る潤う湿す濡らす潤す濡れそぼつ潤む浸潤じめつくじとつくそぼつそぼ濡れるしょぼたれるしょぼ濡れる潮たれる

し・ける【湿気る】

[動カ下一][文]し・く[カ下二]湿気を帯びる。しっける。「―・けたビスケット」→しけ(湿気)る〔五段〕

しっ・ける【湿気る】

[動カ下一]湿気を帯びる。しける。「海苔のりが―・ける」

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精選版 日本国語大辞典 「湿気る」の意味・読み・例文・類語

しっ・ける【湿気】

  1. 〘 自動詞 カ行下一段活用 〙 湿気を含む。しめる。しける。
    1. [初出の実例]「書類は〈略〉風の通らない湿気(シッケ)た所に長い間放り込んであった所為か」(出典道草(1915)〈夏目漱石三一)

しけ・る【湿気】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙しける(時化)
    1. [初出の実例]「ピーナッツはしけっていて、まずかったけど」(出典:三ちゃんも三ちゃんや(1971)〈古山高麗雄〉一)

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