ゾロトゥルン(その他表記)Solothurn

デジタル大辞泉 「ゾロトゥルン」の意味・読み・例文・類語

ゾロトゥルン(Solothurn)

スイス北西部、ゾロトゥルン州州都。フランス語名ソリュール。ジュラ山脈南麓アーレ川に面する。旧市街には聖ウルス聖堂、イエズス教会、時計塔などの12世紀から18世紀に建てられた歴史的建造物が数多く残り、バロック様式の街並みで知られる。ゾーロトゥルン。ソロトゥルルン。

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改訂新版 世界大百科事典 「ゾロトゥルン」の意味・わかりやすい解説

ゾロトゥルン
Solothurn

スイス連邦北西部にあるカントン(州)および州都名。州都人口1万6000(1992)。アーレ川下流左岸に位置し,精密機械(時計)製造,繊維工業などが行われる。ローマ時代にすでに軍道の結節点にある町として栄えた。1218年,都市領主だったツェーリンゲン家断絶により帝国都市に昇格し,しだいに領域支配を拡大。1353年以降,同盟(スイス盟約者団)の従属邦だったが,ブルゴーニュ戦争功績によりフリブールとともに1481年正式メンバーとなる。古い町並みが残り,市庁舎(18世紀)やバロック様式のイエズス会教会(17世紀),大聖堂(18世紀)がある。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゾロトゥルン」の意味・わかりやすい解説

ゾロトゥルン
Solothurn

フランス語ではソルール Soleure。スイス北部,ゾロトゥルン州の州都。バーゼルの南約 50km,ワイセンシュタイン山 (1279m) 南麓,アーレ川左岸に位置する。ローマ時代以前からの歴史をもつ古都で,中世聖堂跡に建てられた 18世紀の大聖堂,13世紀の時計台や 15世紀の公会堂などが残存する。周辺地区では機械電機繊維などの工業が盛ん。人口1万 5480 (1990) 。

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