チロシンキナーゼ(その他表記)tyrosine kinase

デジタル大辞泉 「チロシンキナーゼ」の意味・読み・例文・類語

チロシン‐キナーゼ(tyrosine kinase)

たんぱく質を構成するアミノ酸の一つであるチロシンにリン酸を付加する機能を持つ酵素。プロテインキナーゼの一種。細胞の増殖・分化などに関わる信号の伝達に重要な役割を果たす。遺伝子の変異によってチロシンキナーゼが異常に活性化すると、細胞が異常に増殖し、癌がんなどの疾病の原因となる。

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栄養・生化学辞典 「チロシンキナーゼ」の解説

チロシンキナーゼ

 タンパク質チロシンキナーゼともいう.タンパク質の中のチロシンをリン酸エステル化する反応を触媒する酵素.インスリンレセプター,インスリンレセプター基質などもこの酵素活性をもつ.細胞内での信号伝達系で重要な機能をはたし,遺伝子の変異によって基質となるチロシンを変異させると,信号伝達に重大な障害がでることが多い.インスリン,インスリン様成長(増殖)因子,上皮成長因子などの信号伝達に関与する.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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