復号器とか解読器とも呼ばれる。複数個の入力端子と複数個の出力端子とをもつ論理回路で,入力端子にある組合せの二進ディジタル信号が加えられると,その組合せに対応する一つの出力端子に信号が現れるもの。エンコーダー(符号器)の機能の逆の機能をもつ。図は二進符号を十進符号に変換するもっとも基本的で代表的なダイオードマトリックスゲートで,入力情報(肯定と否定)の論理積(AND)が対応する十進数になるように10個のANDゲートが組み合わされている。集積回路が豊富で安価に供給されるようになった昨今は,TTL,CMLやC-MOSなどの特性の良好なANDゲートを組み合わせて1個に集積回路化された各種のデコーダーが使用されている。
執筆者:川又 晃
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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