デニズリ(読み)でにずり(その他表記)Denizli

デジタル大辞泉 「デニズリ」の意味・読み・例文・類語

デニズリ(Denizli)

トルコ南西部の都市。小アジア半島の内陸部、ビュユックメンデレス川の谷間に位置する。道路、鉄道などの交通の要衝であり、農業、工業が盛ん。近郊には世界遺産に登録されたパムッカレ、ヒエラポリスなどがあり、観光拠点になっている。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「デニズリ」の意味・わかりやすい解説

デニズリ
でにずり
Denizli

トルコの小アジア半島南西部にある内陸都市。デニズリ県の県都。ビュユック・メンデレス川中流の支谷に位置する。人口27万5480(2000)。道路交通の要衝で農産物を集散する。付近に、古代都市ラオディケア、ヒエラポリスの遺跡や、石灰分の分離によって生じた棚田(たなだ)状景観の奇勝パムッカレ(綿の城の意)がある。古くはラオディケアに由来してラディクとよばれた。

[末尾至行]

世界遺産の登録

ローマ帝国時代のヒエラポリス遺跡と、石灰棚のパムッカレが1988年、ユネスコ(国連教育科学文化機関)により「ヒエラポリス-パムッカレ」として世界遺産の複合遺産に登録された(世界複合遺産)。

[編集部]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「デニズリ」の意味・わかりやすい解説

デニズリ
Denizli

古代名ラオディケアアドリクム。トルコ南西部の都市で,同名県の県都。イズミルの東南東 180km,ゲクベル山 (2308m) のふもとの肥沃な土地に位置する。 12世紀にビザンチンとの戦いで荒廃したフリュギアのラオディケアがこの地に移ったもので,14世紀にはイスラムの重要な都市の一つとして発展,織物と刺繍で有名であった。人口 20万 4118 (1990) 。

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