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とうびょう トウビョウ

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デジタル大辞泉の解説

とう‐びょう

中国・四国地方でいう憑(つ)き物の一。小狐または小さい蛇で人に憑くという。

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大辞林 第三版の解説

とうびょう

きものの一。正体は小さい蛇か狐だとされる。中国・四国地方でいわれる。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

とうびょう
とうびょう

中国、四国地方でいわれている憑(つ)き物(もの)の一種。小ヘビのような形をしており、瓶の中に飼われているといわれ、土瓶という字があてられる。ヘビといっても細長い杉箸(すぎはし)のようなかっこうをしており、頸部(けいぶ)に白または黄色の帯状のものがあるという。鳥取地方ではとうびょう狐(きつね)といっており75匹が群れをなしているという。山口県長門(ながと)地方では長虫(ヘビ)のようなもので家に憑くというより個人に憑くという。同じ憑き物の犬神よりも執念深い。備中(びっちゅう)(岡山県)地方ではとうびょう神として祀(まつ)っている所があり、酒好きという。四国の讃岐(さぬき)(香川県)地方ではとうびょうを土の甕(かめ)に入れて台所の近くに置いているという。どの地方でも、とうびょうは夜中に出て他家の物をくわえてくるので、とうびょう持ちの家は金持ちになるといわれている。縁組みをするとその家もとうびょう持ちとなるといい、とうびょう持ちの家とはどこでも通婚を嫌った。人がとうびょうに憑かれると神経痛のように痛むという。[大藤時彦]

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