日本の自動車技術240選 「トヨダトラックG1型」の解説
トヨダトラックG1型
製作(製造)年1935
製作者(社)株式会社豊田自動織機製作所 自動車部
資料の種類複製(レプリカ)
現状展示(動態)・公開
車名トヨダトラックG1型
モデル名G1型
会社名(株)豊田自動機械製作所
製作開始年1935
車種・用途トラック
実車所在/模型産業技術記念館
スタイルボンネット型
ドア数2枚
乗員2名
車両重量2470kg
エピソード・話題性現存する車両がなく、図面に基づいて忠実に複製。加工・材料・技術の進歩のため性能は当時を上回る。
構造木骨鋼板張り構造
バンパーあり
ステップあり
全長5950mm
全幅2191mm
全高2219mm
タイヤサイズ゙シングル32×6-8プライ5本、デュアル32×6-8プライ7本
特徴当時としては先進的な流線形のスタイルを採用
フレーム溝型鋼
前軸I字型鍛造
後軸全浮動式
軸距3594mm
前トレッドx後トレッド1435×1817mm
ステアリングウォーム&セクター
特徴フォードトラックのシャシーを模して開発。フォード車と部品の互換性あり前:半楕円形板ばね9枚後:板ばね14枚(半楕円形)
冷却/気筒配列水冷/直列6気筒(A型)
弁機構OHV
気化器カーター式下向通風
内径x行程84×102
排気量3390mL
点火系デルコ・レミ式6V
最高出力/回転数65HP/3000rpm
最大トルク/回転数19.4kgm/1800~2000rpm
燃料タンク容量68L
特徴トヨタが製作した最初の自動車用エンジン。シボレーエンジンを手本として開発し、シボレーエンジン部品と互換性あり。電装品は、シボレー純正部品のデルコレミー社製を使用。
ハイブリッドシステム形式なし
変速機前進4段、後進1段
駆動方式FR
モード燃費-
その他事項前照灯:2燈式;足ブレーキ:油圧式内部拡張4輪作動;手ブレーキ:機械式後2輪; :AC式燃料ポンプ;圧縮比:5.45;最終減速:6.167;最大積載量:1500kg;
出典 社団法人自動車技術会日本の自動車技術240選について 情報