ナイアガラフォールズ(読み)ないあがらふぉーるず(その他表記)Niagara Falls

翻訳|Niagara Falls

デジタル大辞泉 「ナイアガラフォールズ」の意味・読み・例文・類語

ナイアガラ‐フォールズ(Niagara Falls)

米国ニューヨーク州西部の都市ナイアガラ川を挟み、カナダオンタリオ州の同名都市と隣接する。ナイアガラの滝がある。
カナダ、オンタリオ州南東端の都市。ナイアガラ川を挟み、米国ニューヨーク州の同名都市と隣接する。世界三大瀑布ばくふ一つ、ナイアガラの滝がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ナイアガラフォールズ」の意味・わかりやすい解説

ナイアガラ・フォールズ(カナダ)
ないあがらふぉーるず
Niagara Falls

カナダ、オンタリオ州南東端の工業都市。人口7万8815(2001)。セント・キャサリンズと大都市圏を形成している。ナイアガラ滝の直下点に位置し、対岸アメリカ合衆国にも同名の都市がある。州政府所属の一大水力発電所があり、製紙、機械製造、研摩機、食品加工などの工業が発達している。観光都市としても知られ、カナダ側への入国は48時間に限りビザを必要としない。1904年、町村合併のおりにクリフトンから現在名に改名。

[山下脩二]



ナイアガラ・フォールズ(アメリカ合衆国)
ないあがらふぉーるず
Niagara Falls

アメリカ合衆国、ニューヨーク州西部のナイアガラ川に臨む都市。人口5万5593(2000)。ナイアガラ滝に近いことから、古くから観光・行楽都市として発展し、鳥獣保護公園など州立公園も多い。また、工業の発達も目だち、電気化学電気冶金(やきん)関連企業の進出が多い。1890年にスタートした水力発電所は世界最古の一つである。1892年、ナイアガラ・フォールズとサスペンション・ブリッジの2村が合併してナイアガラ・フォールズ市が誕生、ナイアガラ川を挟んで、カナダのオンタリオ州の同名都市と対向する。ナイアガラ大学の所在地。

[作野和世]


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改訂新版 世界大百科事典 「ナイアガラフォールズ」の意味・わかりやすい解説

ナイアガラ・フォールズ
Niagara Falls

アメリカ合衆国,ニューヨーク州西部の工業都市。人口5万5593(2000)。ナイアガラ滝があり,その観光地として知られる。インディアン集落であったが,1680年代にフランス領,1759年にイギリス領,1805年に合衆国領となる。19世紀の終りに滝の水力を利用する発電所が建設されてから電気冶金,電気化学,化学薬品,機械工業が立地した。1892年にナイアガラ・フォールズとサスペンション・ブリッジの二つの村が合併してナイアガラ・フォールズ市となった。ナイアガラ川を挟んで対岸にはカナダの同名の都市(人口8万2184,2006)があり,水力電気を利用した化学,肥料工業が発達している。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ナイアガラフォールズ」の意味・わかりやすい解説

ナイアガラフォールズ
Niagara Falls

アメリカ合衆国,ニューヨーク州西部にある都市。バッファロー北方約 30km,ナイアガラ瀑布のかかるナイアガラ川の東岸にあり,対岸のカナダの同名の都市とともにナイアガラ瀑布の観光基地。 18世紀の中頃から,英仏両国間で争奪の目標となった。 1825年エリー運河の開通後,バッファローに繁栄を奪われた。その水力を利用して 81年に最初の発電機が設置され,86年には,ナイアガラフォールズ電力会社が創立された。電力を利用した化学工業,金属精錬業が発達し,シリコンカセイソーダなども製造される。人口6万 1840 (1990) 。

ナイアガラフォールズ
Niagara Falls

カナダ,オンタリオ州南端の都市。ナイアガラ瀑布に面し,ナイアガラ川の左岸の台地上にある。1月の平均気温-4℃で,カナダとしては気候温和。 1853年エルジン,56年にはクリフトンと呼ばれたが,81年現在名に改称。対岸のアメリカ合衆国にも同名の都市があり,鉄道橋やレインボー橋で結ばれ,ともにナイアガラ瀑布への観光客でにぎわう。エリー湖とナイアガラ川の落差を利用した水力発電はオンタリオ州の産業にとって重要。製紙,化学工業のほか,銀器,機械,運動具などの製造が行われる。ナイアガラ瀑布の上・下部にクイーンビクトリア公園がある。人口7万 5399 (1991) 。

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デジタル大辞泉プラス 「ナイアガラフォールズ」の解説

ナイアガラ・フォールズ

ドイツ、ペリカン社の筆記具の商品名。「自然の美観」シリーズ。ナイアガラの滝をイメージ。2007年に特別生産で発売。万年筆とボールペンがある。

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