デジタル大辞泉
「にけり」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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に‐・けり
- ( 完了の助動詞「ぬ」の連用形に過去の助動詞「けり」の付いたもの ) すでに完了している事柄について、その事実にあらたに気づいた気持を表わす。詠嘆の気持を伴うことが多い。…してしまった(ことよ)。…してしまっている(ことだなあ)。
- [初出の実例]「すすこりが 醸(か)みし御酒(みき)に 我酔ひ邇祁理(ニケリ)」(出典:古事記(712)中・歌謡)
- 「花の色はうつりにけりないたづらに我身世にふるながめせしまに〈小野小町〉」(出典:古今和歌集(905‐914)春下・一一三)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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