デジタル大辞泉 「ヌエボラレド」の意味・読み・例文・類語 ヌエボ‐ラレド(Nuevo Laredo) メキシコ北東部、タマウリパス州の都市。同州北西部に位置し、リオグランデ川を挟んで米国テキサス州の都市ラレードと隣接する。二国間の通関地として発展。周辺は灌漑かんがい農業、牧畜業が盛ん。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「ヌエボラレド」の意味・わかりやすい解説 ヌエボ・ラレドNuevo Laredo メキシコ北東部,タマウリパス州の,リオ・グランデ川をはさんでアメリカ合衆国のラレドと双子都市をなす国境都市。大都市域人口35万4372(2003)。工業都市モンテレーを経てメキシコ市に通ずる主要交通路の,またアメリカ合衆国への季節的農業労働者ブラセーロが出入国する表玄関。国境を接し,対照的な二つの文化景観が展開する。近年は,木材,食品加工,繊維などの消費財工業の発展がめざましい。リオ・グランデ川流域は灌漑整備に伴い主要な綿花栽培地域を形成している。執筆者:栗原 尚子 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヌエボラレド」の意味・わかりやすい解説 ヌエボラレドNuevo Laredo メキシコ北東部,タマウリパス州北西端部の都市。アメリカ合衆国との国境をなすリオグランデ (ブラボデルノルテ川) にのぞみ,同川をはさんでテキサス州のラレードと相対する。メキシコへの通関地として繁栄するほか,牧牛,天然ガス生産の中心地でもある。 1950年代以降後背地が灌漑によって開発され,農業も重要な産業となっている。また闘牛場があるため観光客も多い。テキサス州サンアントニオとメキシコ市を結ぶ幹線道路が通る。人口 21万 7918 (1990推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヌエボラレド」の意味・わかりやすい解説 ヌエボ・ラレドぬえぼられどNuevo Laredo メキシコ北東端、タマウリパス州北西部の都市。アメリカとの国境であるリオ・グランデ川下流の右岸に位置する。人口30万8828(2000)。南方のモンテレーから通じる国道85号線の終点で、対岸のアメリカ、テキサス州ラレードを経てサン・アントニオに通じる。綿花栽培地帯の中心地で、リオ・グランデ川の100キロメートル下流にはファルコン・ダムがある。アメリカへの季節労働者の出入口として知られる。[高木秀樹] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by