出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
アメリカ合衆国、テキサス州南部、ウェブ郡の郡都。人口17万6576(2000)。リオ・グランデ川に面した国境の町で、合衆国とメキシコ両地域に商圏をもつ卸・小売業の中心地である。周囲は灌漑(かんがい)農業と牧畜が発達し、石炭・石油もある。衣服、電気器具、陶器、医療用品、皮革製品などの工業が発達している。1755年にメキシコ人が入植し、メキシコとテキサスの都市を結ぶ街道の宿駅として栄えた。1848年に合衆国領となり、80年代の鉄道の開通、灌漑農業の発展、1920年代の石油と天然ガスの発見によって発展した。
[菅野峰明]
貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...