ロシア連邦南部、クラスノダール地方の港湾都市。人口20万6900(2003推計)。黒海北東岸のツェメス湾(別名ノボロシースク湾)の奥に位置する。背後には標高500メートル級の丘陵を背負い、冬季には強い季節風「ボラ」が吹く現象がみられる。港は不凍港。艦船の建造・修理、セメント(近郊に大きな石灰岩採掘場がある)、機械組立てなどの工場がある。1838年にロシアの要塞(ようさい)として創設され、セメント工業と小麦輸出により繁栄した。第二次世界大戦中の1942~43年には、赤軍がこの地でドイツ軍に対して善戦した。その記念碑や廟(びょう)がハコ岬に建てられているほか、郷土博物館が置かれている。
[渡辺一夫]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…人口118万9000(1991)。1796年までと1802年から1926年までエカチェリノスラフEkaterinoslav,1796年から1802年までノボロシースクNovorossiiskと呼ばれた。市の起源は1783年で,1884年に石炭の大産地ドネツ炭田と鉄鉱の産地クリボイ・ログおよび黒海を結ぶ鉄道が開通してから工業が急速に発展した。…
※「ノボロシースク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加