ノ木平遺跡(読み)しなのきたいいせき

日本歴史地名大系 「ノ木平遺跡」の解説

ノ木平遺跡
しなのきたいいせき

[現在地名]川内町宿野部 ノ木平

宿野部しゆくのへ東方に張出した標高約一〇メートルの段丘西隅に位置し、宿野部小学校の校庭に隣接する。昭和三九年(一九六四)発掘調査され、変形工字文ならびに波状工字文を有する土器が出土した。


ノ木平遺跡
ならのきだいらいせき

[現在地名]津南町下船渡 卯ノ木

集落の西側後背地にある。標高二六三メートル。遺跡周辺は南側に平地、東は集落へ向かって緩傾斜をなし、桑畑である。北および西は信濃川への段丘崖となり、杉や楢などの雑木林である。昭和三五年(一九六〇)の発掘調査によって、地表下五〇―八〇センチの第三層ローム質土層中、二五センチ前後の包含層から一千点余の先土器時代の遺物検出

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報