バニュワンギ(読み)ばにゅわんぎ(英語表記)Banjuwangi

日本大百科全書(ニッポニカ) 「バニュワンギ」の意味・わかりやすい解説

バニュワンギ
ばにゅわんぎ
Banjuwangi

インドネシア、ジャワ島東端の港湾都市。狭いバリ海峡を隔ててバリ島と対する。地名は「香りある水」の意。人口7万6596(1971)。バリ島のギリマヌックとの間に連絡船が通じる。周辺はゴムコーヒーコプラ、米、バナナなどの産地オランダ領時代にはユトレヒト城塞(じょうさい)が建設された。シンガポールオーストラリアへの海底ケーブル起点でもある。

[別技篤彦]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バニュワンギ」の意味・わかりやすい解説

バニュワンギ
Banyuwangi

インドネシア,ジャワ島東端部,バリ海峡にのぞむ港町。ジャワティムール州に属する。 18世紀末にオランダはここに理事官を派遣し,バリ島,ロンボク島の監視をさせた。農産物集散,積出しが行われ,バリ島と結ぶフェリー連絡港でもある。竹紙が製造される。人口9万 359 (1980) 。

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