精選版 日本国語大辞典 「ひい」の意味・読み・例文・類語 ひい 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )① 矢が風を切る音を表わす語。② 笛の音を表わす語。[初出の実例]「代々に聞ふる笛の音の、ひいや兵乱治りて」(出典:浄瑠璃・雪女五枚羽子板(1708)上)③ 悲鳴、または泣き声を表わす語。[初出の実例]「ヒー。と二声三声泣入ったのが此世のなごり」(出典:真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉四三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「ひい」の読み・字形・画数・意味 【衣】ひい 色の衣。朝服。〔唐書、伝〕身を治むること(かくはく)(倹約)、衣(き)るの袍(りよくはう)、十年を(へ)たり。衣に至りて乃ち易(か)ふ。字通「」の項目を見る。 【皮】ひい(ゐ) 毛皮と、なめし革。〔儀礼、聘礼、弁注の〕毛るときは、則ち皮と曰ひ、毛を去りて熟治するときは、則ちと曰ふ。字通「皮」の項目を見る。 【遺】ひい 益。字通「」の項目を見る。 【彝】ひい 民の常徳を助ける。字通「」の項目を見る。 【帷】ひい 草のとばり。字通「」の項目を見る。 【倚】ひい たよる。字通「」の項目を見る。 【斐】ひい 鮮やか。字通「斐」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報