フジクラ

共同通信ニュース用語解説 「フジクラ」の解説

フジクラ

電線大手で、古河電気工業住友電気工業と並び「電線御三家」と呼ばれる。近年は光ファイバー事業を伸ばしている。1910年に藤倉電線として発足し、92年に現在の社名となった。本社は東京都江東区。NTT東日本を主要な取引先に持つ。2018年3月期連結決算の売上高は7400億円。18年3月末時点でのグループ従業員数は5万8422人。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フジクラ」の意味・わかりやすい解説

フジクラ

電線メーカー。 1885年藤倉善八が綿績巻電線の製造を始め,個人創業。 1901年藤倉電線ゴムを組織しゴム防水布も製造したが,10年に電線部門を分離独立し現社が設立された。以降,電話用乾紙ケーブル絶縁紙,SL・OFケーブル,アルミ電線などを相次いで製造。第2次世界大戦後には TVカメラ・海底通信ケーブルなどと事業を拡大してきた。 92年に藤倉電線から現社名に変更。 NTT関連御三家の一角。売上構成比は,機器電材・工事 41%,ケーブル 28%,被覆線 20%,裸線 12%。年間売上高 3401億 6400万円 (連結。うち輸出 22%) ,資本金 473億 5800万円,従業員数 3457名 (1999) 。

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