ビタミンB2(読み)ビタミンビーニ

デジタル大辞泉 「ビタミンB2」の意味・読み・例文・類語

ビタミン‐ビーに【ビタミンB2

ビタミンB複合体の一。酵母米ぬか牛乳・肉などに含まれる。フラビン酵素の補酵素として働く。欠乏すると口角炎舌炎皮膚炎結膜炎などを起こす。かつてビタミンGとよばれた。リボフラビンラクトフラビン

ビタミン‐ビーツー【ビタミンB2

ビタミンビーに

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精選版 日本国語大辞典 「ビタミンB2」の意味・読み・例文・類語

ビタミン‐ビーに【ビタミンB2

  1. 〘 名詞 〙 水溶性ビタミンの一つ。ビタミンB複合体の一つ。B1抗脚気因子に対し、成長促進因子の効果がある。黄色い結晶性の粉末。牛乳の黄色の色素がこれで、牛乳・肝臓などに多く含まれる。妊娠、授乳時には多量に必要。欠乏すると口角炎・舌炎・皮膚炎・結膜炎などを起こす。かつてはビタミンGと呼ばれた。化学名はリボフラビン。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ビタミンB2」の意味・わかりやすい解説

ビタミンB2
ビタミンビーに
vitamin B2

リボフラビンともいう。成長促進,抗皮膚炎の作用がある。黄褐色結晶で熱に弱く,水にわずかに溶ける。緑色植物はこれを合成する。肝臓,肉,酵母,牛乳,卵に多く含まれ,ヒトの最低必要量は1日 1.5~2.5mgである。ビタミン B2 欠乏症は,特有の症状として口角炎,口唇の周辺や辺縁のびらん,潰瘍があり,眼症状として角膜炎や虹彩炎,皮膚には紅斑の上に細かい鱗状落屑をきたす。 B2 欠乏症は,ペラグラ脚気など,他のビタミン欠乏症と合併してみられることが多い。シビ・ガッチャキ病は,B2 複合体欠乏症である。通常,5~10mgの内服または注射によって治療効果があげられる。

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漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典 「ビタミンB2」の解説

ビタミンビーに【ビタミンB2

水溶性ビタミンのひとつ。糖質脂質たんぱく質などの代謝に不可欠で、特に摂取した脂質を効率よくエネルギーに変換する働きをもつ補酵素。レバー、魚介類、豆類、牛乳、卵、緑黄色野菜、海藻などに多く含まれる。多くの物質代謝に関わるほか、皮膚・爪・毛髪を丈夫にし健全な発育を促進、神経系の働きを正常化、脂肪燃焼の促進、動脈硬化症・高血圧症・心筋梗塞・脳梗塞など生活習慣病やがんの予防などの作用があるとされる。◇「ビタミンビーツー」とも読む。

ビタミンビーツー【ビタミンB2

ビタミンB2(ビーに)

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化学辞典 第2版 「ビタミンB2」の解説

ビタミン B2
ビタミンビーツー
vitamin B2

[同義異語]リボフラビン

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ビタミンB2」の意味・わかりやすい解説

ビタミンB2
びたみんびーつー

ビタミン

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栄養・生化学辞典 「ビタミンB2」の解説

ビタミンB2

 →リボフラビン

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