ペルセウス座流星群(読み)ペルセウスザリュウセイグン

デジタル大辞泉 「ペルセウス座流星群」の意味・読み・例文・類語

ペルセウスざ‐りゅうせいぐん〔‐リウセイグン〕【ペルセウス座流星群】

ペルセウス座γガンマ付近を輻射点とする流星群。7月20日頃から8月20日頃にかけて見られ、8月12日前後に出現ピーク極大日)となる。母天体は公転周期133年のスイフトタットル彗星四分儀座流星群双子座流星群とともに三大流星群一つとして知られる。ペルセウス座γ流星群。

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改訂新版 世界大百科事典 「ペルセウス座流星群」の意味・わかりやすい解説

ペルセウス座流星群 (ペルセウスざりゅうせいぐん)
Perseids

毎年8月13日ころを極大として出現する流星群。放射点が赤経45°,赤緯+57°付近のペルセウス座にあるため,この名で呼ばれる。現在もっとも活発な流星群の一つ。条件がよければ毎時50個くらいの流星が肉眼でも見える。1862年のスイフト=タットルすい星が母すい星で,66年にG.V.スキアパレリがすい星と流星の関係を初めて確認した流星群としても有名である。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ペルセウス座流星群」の意味・わかりやすい解説

ペルセウス座流星群
ペルセウスざりゅうせいぐん
Perseids

8月 10~15日頃を中心とする流星群。前後1ヵ月にわたって現れる大規模なもので,速度が速く,黄色い痕を残す。 1866年イタリアの天文学者 G.V.スキアパレリ彗星 1862IIIの軌道と一致することを明らかにし,これが彗星と流星群の関係の発見された最初のものとなった。

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百科事典マイペディア 「ペルセウス座流星群」の意味・わかりやすい解説

ペルセウス座流星群【ペルセウスざりゅうせいぐん】

毎年8月13日ごろを極大として現れる流星群で,放射点がペルセウス座にあることからこの名がある。1862年のスイフト=タットルすい星が母すい星と考えられている。
→関連項目ペルセウス座

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