翻訳|botnet
不正プログラムに感染させて、攻撃者が自由に操れる状態になったコンピューターが形成するネットワーク。攻撃者の指令で一斉に活動を始め、処理能力を超える大量のデータを送りつけたり、コンピューターから重要な情報を抜き取ったりするなど、さまざまなサイバー犯罪に悪用されている。ボットの語源は「ロボット」。
更新日:
出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報
コンピュータウイルスの一種である、自動化プログラムに感染したパソコンやサーバーで構築されたネットワーク。
ネットワークなどを通じてボットに侵入されたパソコンは、悪意ある攻撃者によって遠隔操作が可能になるため、その不正な命令の実行者役を担わされることが多い。具体的にはウイルスをばらまく、送信元として大量の迷惑メールを発信する、フィッシングなどの詐欺サイトの設置と実行場所として使われる、DDoS攻撃に代表される特定サイト攻撃に参加させられる、などがある。ボットを通じた遠隔操作やその命令実行は、パソコン自体には目だった不具合をおこさないため、感染に気づきにくく、結果的にパソコン所有者本人が知らないうちに、犯罪者に協力していることになる。1台のパソコンで多数を遠隔操作することができるさまざまなボットが出現しており、検出がむずかしいといわれているが、ウイルス対策ソフトなどで駆除や対策が可能な場合もある。
[編集部]
出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報
「ボット」のページをご覧ください。
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新