ミネルバ(読み)みねるば(その他表記)Minerva

翻訳|Minerva

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ミネルバ」の意味・わかりやすい解説

ミネルバ
みねるば
Minerva

ギリシア神話のアテネと同一視されたローマ神話の女神。元来はエトルリアの神で、その後ラテン民族の神となり、ユピテルユノとともにローマのカピトリウム丘上に祀(まつ)られた。ミネルバの祭日は3月19日で、クインクァトルスとよばれた。アテネと同じく、技術と工芸をつかさどる神格として職人に崇拝された。知的活動、とくに学業にも関与し、また帝政期には医療の神としても信仰された。

[小川正広]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

日本の企業がわかる事典2014-2015 「ミネルバ」の解説

ミネルバ

正式社名「株式会社ミネルバ」。英文社名「MINERVA CO., LTD.」。精密機器製造業。昭和56年(1981)創業。同57年(1982)設立本社は高知県香南市香我美町。電子部品メーカー。磁気センサー・磁気ヘッドの製造・販売を行う。ほかICカードICタグ、医療機関向けソフト、セキュリティー製品など。平成22年(2010)破産手続開始申立。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

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