病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版 「メマンチン塩酸塩製剤」の解説
メマンチン塩酸塩製剤
メマリー(第一三共)
メマリーOD(第一三共)
中等度及び高度のアルツハイマー型認知症に対して使用される薬で、従来の薬剤と異なり、脳のNMDA受容体の活性化を抑制することで認知症症状の進行を抑えると考えられています。
過敏症状(
また、めまい、便秘、頭痛、食欲不振、血圧上昇、転倒、浮腫、血糖値上昇などが現れることがあります。このような症状が現れたら、医師・薬剤師に相談してください。
①錠剤、シロップ剤で、1日1回の服用です。副作用防止のため低用量から始め、1週間ごとに増量し、4週目に維持量の服用にします。指示された服用方法を守ってください。
②この薬を服用して、過敏症状が現れたことがある人は使用できません。てんかんやけいれんの病歴がある人、腎機能障害、尿細管性アシドーシス、重症の尿路感染症、重い肝機能障害がある人、妊婦・妊娠の可能性のある人、母乳で授乳中の人、ほかの薬を服用している人は、この薬を使用できないことがあります。
出典 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版について 情報