日本大百科全書(ニッポニカ) 「モハーベ砂漠」の意味・わかりやすい解説 モハーベ砂漠もはーべさばくMojave Desert アメリカ合衆国、カリフォルニア州南部、シエラ・ネバダ山脈とデス・バリーの南方に位置する砂漠。グレート・ベースンの南端部を占める。面積約7万平方キロメートル。標高600メートル。年降水量は70~100ミリメートル、夏の日中気温は21~51℃である。サン・バーナーディーノ山脈に発する河川は砂漠内で消える末無川で、塩湖を形成する。山と谷が幾重にも並行して分布し、山脈を隔ててロサンゼルス市が近い。[鶴見英策] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「モハーベ砂漠」の意味・わかりやすい解説 モハーベ砂漠モハーベさばくMojave Desert アメリカ合衆国,カリフォルニア州南部,シエラネバダ山脈の南端部にある砂漠。面積約6万 5000km2。標高 600~1500mにあり,西部はサンガブリエル山脈,南西はサンバーナーディノ山脈,南東部はコロラド川に接する。鉱産資源に富み,金,銀,銅,モリブデン,タングステン,鉄,マンガンなどを産する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報