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白木屋(しろきや)

デジタル大辞泉プラスの解説

白木屋(しろきや)

株式会社モンテローザが展開する居酒屋のチェーン。1983年、1号店オープン。

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世界大百科事典 第2版の解説

しろきや【白木屋】

江戸時代の商家屋号。なかでも江戸日本橋通町の呉服・小間物問屋白木屋彦太郎が著名である。初代大村彦太郎可全(1636‐89)は近江国長浜村の生れで,1652年(承応1)京都で材木店を始めた。62年(寛文2)江戸に進出して小間物店を設け,徐々に呉服類に手を広げ,木綿,繰綿なども扱い,江戸有数の大店へ成長した。本店は京都におき,大村家主人は代々彦太郎を襲名して京都に住み,江戸店は支配人以下の奉公人に任された。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

白木屋
しろきや

1662年(寛文2)江戸・日本橋に開業の呉服店白木屋から近代的百貨店へと発展した老舗(しにせ)として知られていたが、1956年(昭和31)東京急行電鉄の経営に移り、東急百貨店日本橋店となった。1999年(平成11)1月に閉店した。創業者の大村彦太郎(1636―89)は近江(おうみ)の人。17、18歳で京都へ上り材木商白木屋を開業、27歳で江戸へ出て、一代で呉服商として成功した人物と伝えられている。1886年(明治19)には、いち早く百貨店白木屋に洋服部を開設したり、当主の和吉郎(10代彦太郎)を洋行させ新知識を吸収し、1903年(明治36)には売場を陳列式に改めたりするなど、明治末から大正時代にかけて、百貨店として三越(みつこし)と並ぶ先駆的な経営を行った。1932年(昭和7)12月16日の本店火災は「白木屋の大火」として災害史上有名。[森 真澄]
『白木屋編・刊『白木屋三百年史』(1957)』

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世界大百科事典内の白木屋(しろきや)の言及

【大村彦太郎】より

…名は道慈,彦太郎は通称。京都で1652年(慶安5)に白木屋を開店,初めは材木を扱うが,62年(寛文2)に江戸日本橋に小間物店を設け,さらに呉服・木綿類を扱い,呉服問屋として大をなすに至った。主人の所在する本店は京都に置き,江戸店は近江など上方(かみがた)出身の奉公人によって運営させた。…

【呉服屋】より

…〈現銀(げんぎん)掛値(かけね)なし〉のこの正札販売は,掛売中心であった当時の商慣習に大きな衝撃を与えた。また,白木屋は太物も取り扱って呉服太物屋を称し,その後こうした兼業が多くなった。18世紀からは染物,練物,張物そのほかの職人を抱えるようになった。…

【商業】より

…ことに高級絹織物の西陣織は京都商人が江戸へ出店を開いて売りさばいた。越後屋,大丸屋(現,大丸),白木屋は代表的な事例である。大坂は海運により商品を集散した。…

【少女歌劇】より

…現在は名称から〈少女〉の字をはずしているが,〈宝塚歌劇団〉〈松竹歌劇団〉の2劇団がある。
[宝塚歌劇団]
 1912年に白木屋呉服店が西野恵之助の提唱で少女歌劇団を結成,同店演芸場で歌劇《羽子板》を上演したのが少女歌劇のはじめといわれる。一方,大阪三越の少年音楽隊にヒントを得て箕面有馬(みのおありま)電気軌道株式会社(阪急電鉄の前身)の小林一三(いちぞう)が宝塚少女歌劇養成会を発足させ,14年に第1回公演を,宝塚新温泉プールを改造したパラダイス劇場で開いた。…

【問屋】より

… 近世の商品のなかで大きい地位を占めた呉服は趣味性の強い商品であった関係もあって,蔵物・納屋物とは異なった多様な流通経路をたどった。西陣で織られた絹織物は,上仲買の手をへて下仲買(室町問屋)の手に渡り,それが消費地へ送られるのが原則的な形であったが,京都に本拠をおき,江戸へ進出して発展した大呉服商(越後屋,白木屋,大丸屋など)は,おおむね次のような形をとった。江戸に小売店を設け,そこで販売する呉服を京都で仕入れる際,室町問屋の手を通さず,西陣の地に設けた直営店を通したり,上仲買から直接購入したりした。…

※「白木屋(しろきや)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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