ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラ・ボエシー」の意味・わかりやすい解説
ラ・ボエシー
La Boétie, Étienne de
[没]1563.8.18. ガスコーニュ,ジェルミニアン
フランスの法律家,哲学者。オルレアンなどで法律を修め,若くしてボルドー高等法院参議となり,1557年同僚となったモンテーニュと堅い友情を結ぶ。古典の翻訳,詩などのほか,古代作家から発想を得て,圧制を否定し民衆の無気力を責めた小論文『自発的屈従について』 Discours de la servitude volontaire (1574) が特に有名。
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