ドイツ北部、エルベ川とウェーザー川支流アラー川との間にある広大なハイデ。ハイデとは更新世(洪積世)の氷河堆積(たいせき)物によって形成された砂質土壌の荒れ野のことで、植生に乏しく、ハイデ草などの草や低木がみられるだけで、かつては粗放的な牧羊業や養蜂(ようほう)業が行われるにすぎなかった。しかし19世紀以降、開拓や植林が進み、耕地化した所では砂地によく育つジャガイモやライムギを中心とする農業が営まれている。いまでは、かつてのハイデ景観は、ウィルゼダー・ベルクという標高169メートルの丘陵を中心とする自然保護区域に残っているだけであり、ここには多くのハイキング客が訪れる。
[浮田典良]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月節 (12月前半) のことで,太陽の黄経が 285°に達した日 (太陽暦の1月5日か6日) に始り大寒 (1月 20日か 21日) の前日までの約 15日間...