日本大百科全書(ニッポニカ) 「ロアノーク」の意味・わかりやすい解説 ロアノークろあのーくRoanoke アメリカ合衆国、バージニア州南西部の商工業都市。人口9万4911(2000)。ブルー・リッジ山脈とアレゲニー高原の間に位置する、シェナンドア河谷への南の玄関口である。シェナンドア河谷南部の商工業、交通の中心地で、家具、繊維・織物、衣服、電気製品、金属などの工業が発達する。1740年ごろに定住が始まり、1882年の鉄道の開通によって急速に発展し、84年より市制が施行された。[菅野峰明] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロアノーク」の意味・わかりやすい解説 ロアノークRoanoke アメリカ合衆国,バージニア州西部の都市。リッチモンドの西 238km,シェナンドーア谷の南端,ブルーリッジ山脈とアレゲニー山地に囲まれた盆地に位置する。 1882年石炭輸送鉄道と北からの鉄道の連結点となってから,交通の要衝,工業の中心地として急速に発展。鉄道工場をはじめ,繊維,織物,建築機械,塗料などの工場がある。ブルーリッジ山脈を中心とした観光基地。人口9万 6397 (1990) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報