ロックフォード(英語表記)Rockford

デジタル大辞泉 「ロックフォード」の意味・読み・例文・類語

ロックフォード(Rockford)

米国イリノイ州北部の都市ミシシッピ川の支流ロック川沿いに位置する。主に自動車航空機などの製造業が盛ん。スウェーデン系の住民が多い。公園庭園多くアンダーソン日本庭園が有名。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「ロックフォード」の意味・わかりやすい解説

ロックフォード
Rockford

アメリカ合衆国イリノイ州北部の工業都市。人口15万2916(2005)。シカゴ北西120km,ロック川に臨む。機械家具農機具などの製造が盛ん。1834年ニューイングランドからの移住民が定着した。44年ダム建設による電力供給,8年後のシカゴへの鉄道完成により,工業化が進んだ。スウェーデン移民とその子孫が多く,家具工業に大きく貢献してきた。市名は,岩rockだらけの浅瀬fordを意味する。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ロックフォード」の意味・わかりやすい解説

ロックフォード
ろっくふぉーど
Rockford

アメリカ合衆国、イリノイ州北部、ロック川に臨む同州第二の都市。人口15万0115(2000)。工作機械、ねじ、ボルト、ペンキ、医薬品、自動車、皮革など700種以上の製造業が発達したが、1980年代にこれらの産業が衰退し、高い失業率が問題になった。大規模な農業地帯を後背にもち、農産物の取引地としても重要である。1834年に町が建設され、52年より市制が施行された。市域には公園や緑地も多く、スポーツ・レクリエーション施設が整備されている。スウェーデン系住民が多い。

[作野和世]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロックフォード」の意味・わかりやすい解説

ロックフォード
Rockford

アメリカ合衆国,イリノイ州北部,シカゴの北西 144km,ロック川にのぞむ都市。 1834年の入植以来農業の中心地。 52年市制施行。現在は工業が盛んで,家具,工作機械,空気調節装置,航空機・自動車部品などの工業が発達。スウェーデンからの移民が多く,スウェーデンの工芸品を収蔵する博物館がある。人口 15万2871(2010)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディア 「ロックフォード」の意味・わかりやすい解説

ロックフォード

米国,イリノイ州北部,ミシシッピ川の支流ロック川に臨む商工業都市。周辺農業地帯の中心で,農業機械,家具などの工業が盛ん。1834年創設。スウェーデン系・イタリア系の住民が多い。15万2871人(2010)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android