コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

アカシア アカシア Acacia

7件 の用語解説(アカシアの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アカシア
アカシア
Acacia

マメ科のアカシア属の総称。この類はオーストラリアおよびアフリカを中心とする熱帯地方に数百種知られ,常緑または落葉高木が多い。熱帯では花木として庭園に植えたり並木とするほか,材が堅く耐久性があるので,建築,車材,その他家具材として有用である。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

アカシア(acacia)

《「アカシヤ」とも》
マメ科アカシア属の常緑樹の総称。葉は羽状複葉。花は黄色、まれに白色で、多数集まって穂状に咲く。オーストラリアを中心に約650種が分布。ギンヨウアカシアアラビアゴムノキなどが含まれる。
ハリエンジュの俗称。花は白い。にせアカシア。 花=夏》

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

アカシア

マメ科の一属で多くは常緑高木,オーストラリアを中心とし熱帯,温帯にわたって500種以上ある。葉は偶数羽状複葉をなし,非常に小さい葉をもつか,あるいは普通の葉を欠いて葉柄にあたる部分が左右に平たくなって仮葉をなす。
→関連項目アセンヤクノキアラビアゴムノキオジギソウ

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

デジタル大辞泉プラスの解説

アカシア

日清紡ペーパープロダクツが販売するトイレットペーパーの商品名。再生紙を100%使用。シングル、4ロール入り。

出典|小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

アカシア【wattle】

マメ科アカシア属に含まれる500種以上の種類の総称名である。ほとんどの種類は常緑性の大高木から小高木で,しばしばとげを有している。日本ではアカシア類をミモザと通称するが,これはイギリスで,フランス南部から切花として輸入されるフサアカシアがミモサmimosa呼ばれることから来たものである。しかし,植物学的にはオジギソウMimosaがミモサと呼ばれるもので,おしべが4~10本あり,おしべが多数のアカシア属とは区別されるべきものである。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

アカシア【Acacia】

マメ科アカシア属の植物の総称。アフリカ・オーストラリア原産の常緑高木。葉は羽状複葉。初夏、黄色のまるい頭花を総状につける。観賞用のアカシアはギンヨウアカシアが主。
ハリエンジュ(ニセアカシア)の俗称。アカシアとは属が異なる。日本では多くこれを「アカシア」と呼ぶ。 〔「アカシアの花」は [季]夏。「金合歓」とも書く〕

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アカシア
あかしあ
[学]Acacia

マメ科アカシア属の樹木の総称。日本で一般にアカシアとよぶのは本属とは別で、ハリエンジュRobiniaのニセアカシアのことをさす。本属はオーストラリアに多く、アフリカ、アラビア、アメリカなどの熱帯、亜熱帯に約650種分布する。常緑樹で、葉は互生し、小葉の小さい2回羽状複葉の葉をもつか、または、葉柄が平たく変形した仮葉が単葉状になる。花は小球形の頭状に集まり総状花序をなす。花弁は小さく、花弁よりはるかに長い雄しべが多数あって目だつ。果実はさやになり、数珠(じゅず)状または円筒状。一般に根粒菌をもち、やせ地でもよく育ち、日本でも数種が観賞用に暖地で栽培されている。種子は堅いので熱湯処理すると発芽しやすい。[小林義雄]

種類

フサアカシアA. dealbata Link.はオーストラリア南部、タスマニア島原産で、葉は2回羽状複葉で羽片は13~25対あり、初め銀白色で後に灰緑色になる。2~3月に濃黄色頭状の花球が30個以上ついて開く。切り花用や庭木に植え、東京でも寒風を避ければ戸外で越冬する。ギンヨウアカシア(ハナアカシア)A. baileyana F. v. Muell.はオーストラリア原産で、葉は銀灰色の2回羽状複葉で3~4対の羽片がある。2~3月に鮮黄色の花球を多数つけ、切り花用に栽培され、ミモザmimosa(フランス語)とよばれている。葉柄が変形した仮葉をつけるサンカクバアカシア、メラノキシロンアカシア、モリシマアカシアなども栽培されている。本属には有用植物も多く、ソウシジュ、アラビアゴムノキなどがある。[小林義雄]

利用

木材や観賞用以外にも用途は広く、アラビアゴムノキ(アカシア・セネガル)A. senegal (L.) Willd.の幹の分泌物からはアラビアゴムがとれる。同類に東アフリカのステノカルパA. stenocarpa Hochst.、南アフリカのホリダA. horrida Willd.、アラビアのアラビカA. arabica Willd.、オーストラリアのデアルバータA. dealbata Link.などがある。またインドのアセンヤクノキA. catechu Willd.の材の煮汁からはカテキュー(阿仙薬(あせんやく))がとれ、収斂(しゅうれん)剤や止血剤、なめし皮料や染料(黒と茶色)に利用される。ほかにキンゴウカン(金合歓)A. farnesiana (L.) Willd.やカベニアA. cavenia Bert.の花からは香水がつくられ、ピクナンサA. pycnantha Benth.はゴールデン・ワッツルとよばれてオーストラリアの国花になっている。アカシアの多くは荒れ地の緑化に適し、なかでも深根性のセヤルA. seyal Delileは乾燥地の緑化に有望である。また乾期に茂り雨期に落葉するアルビダA. albida Delileは、熱帯地域での乾期における飼料として注目されつつある。[湯浅浩史]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のアカシアの言及

【豆】より

…どちらもマレーからインドネシアにかけての村や,その近くに栽植され,利用されている。アフリカのサバンナ林域にはアカシアAcaciaをはじめ多数のマメ科樹木が,分化しているが,それらのなかで食用とされるものがいくつかある。このサバンナ系のマメ科樹木で,インドや東南アジアに広く栽培されるものにタマリンドがあり,しばしば街路樹や公園樹とされるが,インドでは重要な食用樹でもある。…

【ワトル】より

…マメ科の主としてモリシマアカシアAcacia mollissima Willd.(英名black wattle)の樹木,またはそれからとったタンニンをいう。樹皮を熱水で煮だし,水分を除くと,エキスが残る。収率は30~40%。エキスのタンニン含量は70~80%にも及ぶ。南アフリカ共和国が世界のワトル生産のほとんどすべてを賄う。ワトルは動物の皮をなめすのに使われるだけでなく,化学的に変性して,接着剤,貯水池の浄化剤などにも使われる。…

【ニセアカシア】より

…日本には明治はじめころ渡来した。じょうぶで生長が早く,アカシアの俗称で,街路樹,砂防用などとして広く植えられた。根から萌芽する性質が強く,しばしば野生化している。…

【豆】より

…どちらもマレーからインドネシアにかけての村や,その近くに栽植され,利用されている。アフリカのサバンナ林域にはアカシアAcaciaをはじめ多数のマメ科樹木が,分化しているが,それらのなかで食用とされるものがいくつかある。このサバンナ系のマメ科樹木で,インドや東南アジアに広く栽培されるものにタマリンドがあり,しばしば街路樹や公園樹とされるが,インドでは重要な食用樹でもある。…

※「アカシア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

アカシアの関連キーワードぐるぐるしゃ一つ所目・眼摩・磨・魔・麻ま・せる微文象組織

今日のキーワード

日本政策投資銀行

1999年に日本開発銀行と北海道東北開発公庫を統合し、発足した政府系総合政策金融機関。一般の金融機関が行なう金融などを補完・奨励し、長期資金の供給などを行ない、日本の経済社会政策に金融上で寄与していく...

続きを読む

コトバンク for iPhone

アカシアの関連情報