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アハガル山地(読み)アハガルサンチ

デジタル大辞泉の解説

アハガル‐さんち【アハガル山地】

Massif Ahaggar》アルジェリア南部、サハラ砂漠にある山地。玄武岩質の火山性の台地で、乾燥と浸食による奇岩の風景が広がる。最高峰はタハト山。かつてはスーダンと地中海を結ぶ隊商路が通っていた。南側に同国南部の中心都市タマンラセット、東側に岩絵で知られるタッシリナジェールがある。ホガール山地。ホガル山地

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世界大百科事典 第2版の解説

アハガルさんち【アハガル山地 Ahaggar Plateau】

北アフリカ,アルジェリア南部のサハラ砂漠にある火山性の山地。ホガール山地Hoggar Plateauともいう。タハトTahat山(2918m)が最高峰。乾燥地特有の浸食により月世界のような景観を呈している。山地東部のタッシリ・ナジェールには数千年前サハラが緑であった頃の岩壁画が残っている。古くからこの山地を通り地中海沿岸とスーダン地方を結ぶ隊商ルートがあった。西側をサハラ縦断道路が通りタマンラセトには空港もある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アハガル山地
あはがるさんち
Massif Ahaggar

北アフリカ、アルジェリア南部の中央サハラ砂漠にある山地。ホガルHoggar山地ともよばれる。花崗(かこう)岩や片岩の基盤岩類を貫いて噴出した玄武岩からなる火山性の台地で、最高峰のタハト山は2918メートルである。年降水量は250ミリメートル以下で、山地周辺には多くのワジが形成されている。住民はトゥアレグ系のケルアハガル人で、タマンラセットのオアシスがこの地域の中心集落である。[堀 信行]

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