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…アダムとイブの長子。旧約聖書の《創世記》第4章に,その弟アベルAbelとの物語が記されている。農耕にたずさわるカインと牧畜をいとなむアベルは,各自の収穫物を神にささげるが,ヤハウェはアベルの供物を喜び,無視されたカインは怒り,弟を殺す。…
…395年にテオドシウス帝が没すると,シリアはビザンティン帝国領に組みこまれた。アベル殺しの行われたとされる〈血の洞穴〉をはじめ聖書にゆかりの深い場所をもつダマスクスは,すでに多くの巡礼者を集めていたが,ビザンティン時代に,洗礼者聖ヨハネの教会をはじめとしていくつかの教会が建設されるようになった。612年,ササン朝ペルシアのホスロー2世は軍を発してダマスクスを占拠したが,その没後はふたたびビザンティン帝国の領有に帰した。…
※「アベル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...
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