アメリカ自然史博物館(読み)アメリカシゼンシハクブツカン(英語表記)American Museum of Natural History, New York

デジタル大辞泉 「アメリカ自然史博物館」の意味・読み・例文・類語

アメリカ‐しぜんしはくぶつかん〔‐シゼンシハクブツクワン〕【アメリカ自然史博物館】

American Museum of Natural History米国ニューヨークにある博物館人類動植物、自然に関する標本模型を数多く展示する。1869年開館。スミソニアン博物館群の一。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「アメリカ自然史博物館」の意味・わかりやすい解説

アメリカ自然史博物館【アメリカしぜんしはくぶつかん】

通称ニューヨーク自然史博物館セントラル・パーク西側にあり,市民の自然科学研究,知識普及指導に資する目的で1869年設立。近代的な施設もち,世界各地に派遣した探検隊などの収集した豊富な資料を収める。特に古生物学資料が豊富で,多数の完全骨格標本を含めて,世界最大の恐竜化石コレクションをもつ。そのほか,北京原人の全レプリカなど貴重な資料を所蔵

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アメリカ自然史博物館」の意味・わかりやすい解説

アメリカ自然史博物館
アメリカしぜんしはくぶつかん
American Museum of Natural History, New York

ニューヨークにある,自然史部門の調査,展示,教育の機能をもつ博物館。博物学者 A.W.ビックモアの構想により,1869年創立。展示室は「恐竜の時代」「地球物語」「ジオラマの世界」「哺乳類の出現」「先住民族の遺産ほか」など 19棟 50室余に分れ,地球の誕生から生物の進化,人類の歴史,宇宙,鳥や動物や魚類生態などあらゆる自然史関係の実物や資料が展示されている。その他「鉱物と宝石」の標本室北アメリカインディアン,エスキモー,アフリカ,メキシコの各民族の生活を再現する展示室や,「ハイドン・プラネタリウム」がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android