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アライグマ アライグマ Procyon lotor; coon; North American racoon

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アライグマ
アライグマ
Procyon lotor; coon; North American racoon

食肉目アライグマ科。体長 65~90cm。体重 10~20kg。体は灰褐色で全体にずんぐりしており,肢は短い。眼の部分に太い黒色帯があり,眼鏡をかけたようにみえる。立耳ととがった鼻をもち,尾は 25cm程度の長さで全体にふさふさしており,暗色の縞が 10本程度ある。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

アライグマ

体重4~十数キロ、体長40~60センチ。尾に4~7本の輪模様があり、北米では毛皮を目的に狩猟の対象になってきた歴史がある。国内では道内から九州まで生息するが、数は不明。捕獲数は2010年度で約2万5千頭。道内では01年度に971頭だったのが、11年度には6455頭に増えた。道内の農業被害は11年度で約1億2千万円。トウモロコシイチゴメロンスイカ、果樹などが多い。

(2014-08-06 朝日新聞 朝刊 北海道総合)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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百科事典マイペディアの解説

アライグマ

食肉目アライグマ科の哺乳(ほにゅう)類。体長40〜60cm,尾20〜40cm。体毛は通常白毛まじりの灰色。カナダ南部〜中央アメリカに分布し,低地〜2500mまでの水辺近くの森林に好んで生息する。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アライグマ
あらいぐま / 洗熊
raccoonnorthern raccoon
[学]Procyon lotor

哺乳(ほにゅう)綱食肉目アライグマ科の動物。カナダ南部から中央アメリカまで分布する。体長40~55センチメートル、尾長20~40センチメートル。体は灰褐色から赤褐色で、尾には5~7本の黒色輪がある。毛は長く柔らかい。湖沼や川に近い森林にすみ、夜間活動する。主食はネズミや水中の小動物、卵、果実などである。寒冷な地方では樹洞などの巣に入って冬眠する。飼育下でもよく繁殖する。1~2年で成熟し、63日の妊娠期間ののち、春に3~4頭の子を産む。長寿記録は18年。よく食べ物を手で洗う動作をするところから、この和名がついた。以前は毛皮を得るため大量に捕獲されたが、現在ではスポーツとしての狩猟の対象となっている。[祖谷勝紀]

近似種

アライグマ科Procyonidaeの動物はクマやイタチに近縁であり、すべてアメリカ大陸に分布する。次の6属18種が含まれる。カコミスル属Bassariscus2種、アライグマ属Procyon7種、ハナグマ属Nasua2種、ヤマハナグマ属Nasuella1種、キンカジュー属Potos1種、オリンゴ属Bassaricyon5種。歯式は

で、合計36~40本。雑食性で、木登りが得意である。なお、アジアに分布するレッサーパンダとジャイアントパンダも、アライグマ科に含められたこともあるが、パンダ科Ailuropodidaeとして独立させる考えや、クマ科Ursidaeに含めることが多い。
 アライグマ属には、種としてのアライグマのほかに、中央アメリカとカリブ海の島に5種、南アメリカに1種が知られている。このうちカニクイアライグマProcyon cancrivorusは、中央アメリカのコスタリカから南アメリカのコロンビア、ブラジル、アルゼンチンに分布する。アライグマに比べて耳が丸く、毛は硬く、下毛がないため、ほっそりとして四肢が長くみえる。体長60センチメートル、尾長30センチメートル。習性はアライグマとほとんど同じである。[祖谷勝紀]
『今泉吉典監修『世界の動物 分類と飼育2 食肉目』(1991・東京動物園協会) ▽E・T・シートン著、今泉吉晴監訳『シートン動物誌5 スカンクの社交術』(1998・紀伊國屋書店)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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