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アルゴナウタイ伝説 アルゴナウタイでんせつ

百科事典マイペディアの解説

アルゴナウタイ伝説【アルゴナウタイでんせつ】

ギリシア神話の遠征冒険物語。アルゴナウタイArgonautaiとは〈アルゴ船の乗組員〉の意。ヘレニズム時代のロドスアポロニオスのものをはじめ,ほか2編の叙事詩が現存。
→関連項目アポロニオス(ロドスの)イダスディオスクロイ

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世界大百科事典 第2版の解説

アルゴナウタイでんせつ【アルゴナウタイ伝説】

アルゴナウタイArgonautaiとは,ギリシア神話で金羊毛を獲得するために英雄イアソンが企てた遠征に参加した一群の英雄の総称で〈アルゴ船の乗組員たち〉の意。彼らにまつわる冒険譚が《アルゴナウティカ(アルゴナウタイ物語)》といわれ,ホメロスさえ周知の物語として言及する古い伝説で,ヘレニズム時代のロドスのアポロニオスの作品をはじめ,ほかに2編この表題の叙事詩が伝存する。細部については多々異説はあるが,以下に概要を記す。

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世界大百科事典内のアルゴナウタイ伝説の言及

【雲】より

…空を飛んで行く途中でヘレは,彼女にちなんでヘレスポントスと呼ばれることになるダーダネルス海峡に落下して溺死したが,フリクソスは無事に黒海の東端にあった国コルキスに着き,そこで牡羊をゼウスに捧げ,金毛の羊皮は剝いでその国の王アイエテスに贈った。後にそれをギリシアに取り戻す目的でアルゴ船の遠征が(アルゴナウタイ伝説)おこなわれるこの〈金の羊毛皮(金羊毛)〉には,雲と結びついた王権のしるしであるという点で,アイギスと共通した意味が認められる。 北アメリカの原住民のプエブロ族は,雲を死者の霊と見なして〈雲の人々〉シワンナと呼び,神話の中で活躍するカチナと呼ばれる祖先たちとも同一視している。…

※「アルゴナウタイ伝説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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