アルタイ語系諸族(読み)アルタイごけいしょぞく(英語表記)Altaic peoples

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アルタイ諸語を使用する諸民族総称。地域は朝鮮,中国東北部,モンゴル,北東アジア,中央アジア,トルコにかけてユーラシア大陸の北部および中央部の東西に広く分布している。大別すると,チュルク語系諸族 ,ツングース語系諸族 ,モンゴル語系諸族 (カルムイク族ブリヤート族モンゴル人ダグール族など) の3グループがある。生業はキルギス人,カルムイク族の遊牧満州族朝鮮人耕,ツングース族,ゴルディ族の漁業オロッコ族毛皮獣の狩猟,ツングース族のトナカイ飼育など。宗教面では,シャーマニズムが広く分布し,天ないし至高神への尊崇もみられる。

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世界大百科事典 第2版の解説

アルタイ語族を構成する諸言語(アルタイ諸語)を話す民族の総称。アルタイ諸族ともいい,元来,18世紀半ばにストラレンベルクが提唱したアルタイ語族説にもとづく言語学的集団概念である。その分布はユーラシア大陸の中央部(一時はアルタイ地方が原郷と考えられていた)を中心にして,東はカムチャツカ半島西端から西はバルカン半島まで,北はシベリア北部から南は中国南西部まで,きわめて広い範囲に及ぶ。総人口は約6466万。

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